首藤傳明先生講義録 第三弾

首藤傳明先生講義録7 P35
首藤傳明先生講義録7 P35
首藤傳明先生講義録8 P43
首藤傳明先生講義録8 P43

明けましておめでとうございます。

五島列島は青空が広がり、穏やかな新年となりました。

 

本日、「首藤傳明先生講義録」の第三弾をアップロードしました。今回は講義録7と8です。こちらからダウンロードのページに進んでください。この講義録は以前にパソコンがクラッシュして失われたデータだったのですが、このたび再文章化しました。今回、キーボードを打ちながら、当時(12年前)は難しくて意味がわからなかった話や、経験不足で理解できなかったことなどがスーッと入って来て、とても新鮮な気持ちになりました。同じ内容の講義でも、年数が経ってから読むと自分の理解度が高まっているのがわかりますし、首藤先生の講義は古典の受け売りではなく、長年の臨床で裏打ちされた話なので、臨床家にとってこれほど頼もしい存在はありません。

 

臨床家を目指す学生の方や、開業を考えている新卒の方、ぜひ首藤先生の講義録を読んで下さい。きっと勇気と希望が湧いてくると思います。

 

お互い地道に勉強して患者さんを治し、日本の鍼灸界を盛り上げましょう。

 

2014年 元旦

五島の新年
五島の新年

コメントをお書きください

コメント: 6
  • #1

    BOND (日曜日, 05 1月 2014 09:35)

    あけましておめでとうございます!
    本年もよろしくお願いします~!

    講義録のアップ、お疲れ様でした。
    実に細やかに文章化してますねぇ。
    かなり大変な作業でしょうからご無理なさらず。
    でも、次回も楽しみにしています。

  • #2

    meirindo (火曜日, 07 1月 2014 14:16)

    BONDさん

    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。

    講義録のアップ、本当に疲れました(笑)。
    体が一つしかないのであれこれできませんが、
    今年は首藤先生の臨床動画と講義録をコツコツ作成するつもりです。

  • #3

    山本 (火曜日, 28 1月 2014 23:11)

    何時もおせわになっております。
    遅くなりましたがビデオと講義録7と8を見させて頂きました。

    先ずビデオですが、素晴らしい宝です!
    本来は見る事が出来ない日本を代表する名人の臨床現場を臨場感たっぷりに何回でも見る事が出来る。
    しかも経穴名が出てきたり会話の字幕が出たり、勉強したい所が全て勉強出来ると言っても過言ではないでしょう。
    内弟子だけ学ぶ事が出来る患者さんとのコミュニケーション、臨床の間。
    この宝を公開される首藤先生の忘己利他、皆の為に寝食を忘れ編集された高嶋先生の熱意。
    言葉で表現出来ない程に感動を致しました。
    ありがとう御座います。

    昔に受けた講義を10年後にこうやって振り返る事が出来る。
    昔は解らなかった事が解る喜び。
    心より感謝致します。

    ビデオも講義録も一人でも多くの鍼灸師の方々に見て頂きたいです。
    何時も纏まりのない文章でごめんなさい。

  • #4

    meirindo (水曜日, 05 2月 2014 23:04)

    山本先生

    感想をありがとうございます。

    なんとか首藤先生の臨床動画を完成することが出来ました。とにかく手技が速くて字幕を入れるのにも苦労しましたが、学びどころが満載だと思います。例を挙げるとキリが無いので、また別の機会に(笑)。

    本当に何回見ても勉強になります。首藤先生に感謝です。

  • #5

    稲村 (金曜日, 14 2月 2014 15:35)

    高嶋先生

    動画と講義録、ありがとうございました。動画のほうは首藤先生の診断から治療がとても速くてついて行くのが大変です。とても見やすく編集してくださっているので、本当に感謝しています。また日本語以外の表示まであり、より多くの治療家が日本の鍼灸に目を向ける可能性を考えただけで、ワクワクしてしまいます。
    動画もそうですが、講義録やこれまでに出された本は、何回も読んでいくうちにいろんな発見があり、ひとりで「あぁそうか!!」とハッとしてしまいます。貴重な臨床の経験や現場を公開していただいた首藤先生に感謝しています。首藤先生の文章や動画からより多くを学び、コツコツ臨床を頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

  • #6

    meirindo (月曜日, 17 2月 2014 10:47)

    稲村先生

    私がなぜ、多く撮りためた中からこのビデオを選んだのかというと、連続して8名の治療をする中で、「様々なタイプの患者に対する対応や、治療現場に流れている雰囲気」といったものが動画でも伝わると思ったからです。山本先生の言っていた臨床の間です。ツボの位置とか鍼の加減も大切ですが、教則ビデオでは見ることの出来ない「治療現場の真剣さ」がこの動画から学べます。

    例えばリウマチの患者は訴えが多いものですが、首藤先生が「患者1」の女性にどのように対応しているかを見れば私達の臨床にも生かせるヒントとなります。「患者3」と「患者4」は同じ坐骨神経痛ですが、腎虚と肝虚で証が違うだけでなく、先生の会話のトーンも異なるし、同じツボでも刺鍼内容が異なります。「患者3」はかなり考えながら治療されているようです。いつも明るく笑いの絶えない治療室ですが、「患者5」の時は先生もほとんど話をしません。初診で来た「患者8」の男性が、治療の進むのにつれて安堵していく様子は、首藤先生の鍼がこころに効いているということがよく分かります。このような視点で動画を見ても、我々の臨床の参考になると思います。もちろん刺鍼の角度や深度、押し手の位置や圧、取穴の際の手や指の動き等々、私も何度も繰り返し見て勉強しています。

    お互い「ああ、そうか!」とハッとしながら、首藤先生のエッセンスを学び、臨床を地道に続けていきましょう。

網上にある鍼灸院です
網上にある鍼灸院です