2013年
5月
27日
月
昨日(5月26日)、佐賀のわくわくセミナースタジオにて、「猫でもわかる東洋医学講座」をしてきました。鍼灸師以外(柔整・あんま指圧マッサージ・整体)の先生方が対象のため、できるだけわかりやすく解説しようと必死だったが、皆さんの顔にはてなマークが浮かんでしまう場面もあり、自分の力量不足を思い知らされた。時間もずれこみ、せっかくケータリングで美味しい「陰陽・重ね煮カレー」を用意してくれていたのに、昼食の時間が遅れたためにチキンウイングが崩れてしまった。ごめんなさい。
午前10時から17時近くまで真剣に講義を聞いてくださった参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。先生方のご協力に感謝します。ぜひ臨床で東洋医学の考え方を役立てていただければと思います。
追記
お配りした資料に誤字がありました。P10の11行目、痰陰を痰飲に、P15の中段3行目、「から足趾末端」を削除してください。
また今回の資料の病理・病証は(理解しやすいので)中医学の理論を記しました。P26の寒熱のところで、「寒邪を受けるなどして絶対的に陰が強い状態を陰実証といい、悪寒、畏寒、顔面蒼白、冷え、舌淡・・・」とありますが、冷えが盛んな状態は陰盛証であり、陰実証は陰のものが実して熱を持つ(肝実)という考え方もあることを覚えておいてください。
2013年
5月
13日
月
2013年5月12日、大分の弦躋塾に参加した。100名以上の参加者があり、会場は満員。私も久しぶりに先生方と話が出来て、よい刺激になった。
午前中は首藤先生の頭痛の講義と塾生のリレー講義、芝原先生による「肩こりの一穴・極泉」の実技があり、午後は取穴論(天牖・翳風・天柱・上天柱・風池・柳谷風池)と実技が行なわれた。
弦躋塾の終了後は近くの寿司屋にて、副塾長の安部清一先生の卒寿のお祝いが開かれた。
久しぶりに野上先生が来られ、上尾先生、芝原先生と共に「弦躋塾三羽烏」が揃い、安倍先生、首藤先生の嬉しそうな笑顔が印象的だった。
安部先生は90歳になった今も現役の鍼灸師です。いつまでもお元気で、ご指導よろしくお願いします。
帰りは博多から太古丸で五島へ。
青方港に6時に着くので、早起きして甲板から島の風景を撮りました。